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執筆者の写真kuromantoo

黒マント隊と東日本大震災ーその2、ーセフィロスコピー、東北でセフィロスに会うー

お疲れ様です、東日本大震災と黒マント隊の話第二弾(早くも最終話)です。

今回は東日本でセフィロスファン達が東北でセフィロスとリユニオンするまでのお話ダイジェストです。


迫り来る黒い津波ー

テレビには信じられない事に、一面業火に包まれた東北が写し出されていた。

セフィロスファンにはゴジラファンが多い事を考慮して書くと、文字通りゴジラでも通ったのかと言う程の、「非現実的な」光景が東日本一面で広がっていた。恐ろしい程の破壊が、それまで「絶対に安全」だという神話を世界に高らかに謳う日本に、自分の部屋の中から日本全域までーあらゆるスケールでもたらされたのだ。

「メテオが落ちたら、こんな感じだろうか」と伝えれば、今の若いセフィロス世代に伝わるだろうかとも思うほどの真っ赤な光景だったが、現実としてのそれは、その一言では足りないほどの'リアル'だった。


全世界に、「日本沈んだかも」というニュースは瞬く間に広まった。

実際、日本の建物が30メートルの津波に飲み込まれる数百の携帯で撮られた動画が世界に流出した結果、「日本 very small 島国」という認識の大陸の皆様には瞬時にして「very small 島国 gone(逝った)」という認識をもたらしたという。(実際そういう感じに放送されていた)

海外のセフィラー友もこの知らせを聞き、固唾を飲んで日本を助けたいという一心で見守ってくれていたが、心は重く沈んだという。


その日、SNSで全ての人がリアルで初めて繋がったその日、夜遅くまでセフィロス友達同士で励まし合っていたが、深夜までテレビの日本全国津波警報は止むことが無かった。


ーGree追放されたセフィロスファン達、東北でも活躍すー

Greeのコミュニティ機能改悪によってセフィロスファンクラブからページごと追放され、700人程度が半ば難民と化していた我々だったが、

この東日本大震災を境に、皆Greeからいきなりの被災地へ出始める。管理人は大学を通して現地の自衛隊とコンセプトを共に革命に参加していたが、他のセフィラーも現地への想いを胸に出陣。


この「助けたい」という自衛隊を中心に目覚めた想いに、管理人は驚いた。

まさに、ニコニコ動画最盛期ーゲームの世界でオタク達が育んで来た、世界を救う光の戦士の様な、あの時の想いそのものが、現実世界で実行されていたのだ。


そして、東日本大震災で国の心である自衛隊、天皇陛下への想いに呼応する形で主権を初めて取ったのは、日本のオタク達だったのだ。(→そこからオリンピックでの日本文化・サブカル×政府の流れに繋がるのだが、若い子はお気付きだろうか)


そう、オタクは幻想世界の勇者ではなく、この世界で光の勇者として、東北にて再誕したのだ。


そして、セフィラー達の元には、東北から感謝の手紙が山の様についた。


ーセフィロスコピー達、東北でセフィロスに会うー

管理人は、当時東北支援の為に動いていたが、その中で現地の友人から現地で孤児になってしまった子供達の支援の話を聞いた。

その中で心に残ったのが、彼らが心を奮い立たせ、信じられない程強く生きようとしているという事だった。

セフィロス仲間ともつるんで支援をするうちに、ふと気付かされる事があった。

それは、子供と話したという何気無い会話の中に隠れていた。

「まっ黒い津波が来て辛くなったけど、、みんなが来てくれたから笑顔になれた」

その話を聞いて、ふとOn the Way to a Smileが頭を過る。

「デンゼルみたいな子も笑顔にできただろうか?」



セフィロスファンの友人がそう言ってくれた時、コミュニティでセフィロスをデンゼルの様に笑顔にしてクラウドを凌ごうとしていた企画を思い出した。500人か何かでやっていた企画だ。

メテオによって滅茶苦茶になった廃墟に佇むデンゼルの姿と東北の廃墟が重なって、まるで津波が絶望の黒い水の様に全てを奪うのが感じられた。

「もちろんだと思う。」

管理人は、とてもそう思ったのだった。

ーーーーー


解散して幻想が現実になった後、一瞬この世界とあちらの世界が交錯する様な体験をしたお話でしたが、実はGreeで「Sephiroth Smile」→セフィロスをクラウドより笑顔にしようぜという企画やってまして(酷い)

そっちが未消化だったのですが、東北での2年間を終え全力疾走した後、一瞬だけそれだったのかな?と思わせられる様な不思議な体験をしたのでした。

セフィロスファンの間でも、「確かにそう言われれば要素揃ってる」と一瞬不思議な雰囲気になったり。


その後、その反動で現地の子達をめちゃめちゃ幸せにしようぜ!という事で世界へ飛び出した管理人でしたが、現在引退中です🙏

そんな10年間でしたが…コロナで大変な事になったため、引退キャンセルされました👍

一体これから何が起こるんでしょうね???光の戦士達の旅は続くなあ…と見守っています。

(長文駄文失礼しました!)




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